副業やアルバイトが会社にバレル訳
給料が少ないので、仕方なしにアルバイトを行ったり、将来の不安から副業を営む方は、勤め先の会社にばれないようにしたいですが、住民税の徴収によって会社にバレる事があります。
自分は仕組みを知っているので「確定申告の際に普通徴収選択したので問題ない。」って思っていたら要注意です。
市役所の担当者は3年毎に異動するので、システムに慣れていなかったりすると、特別徴収に変更されたりします。「なんで!!」と思うかもしれませんが、原則として給与所得者は特別徴収にする事が原則だからです。
確定申告情報のながれ
本人が確定申告を税務署に提出すると、その内容はお住いの市役所へ伝達されて住民税の計算が行われます。住民税の計算結果はお勤め先に連絡されて「特別徴収」として給与から住民税が差し引かれます。所得税は毎月支払われる給与額から算定表に当てはまる概算額で差し引かれ年末に調整し多ければ年末に戻ります。
特別徴収を回避して普通徴収とする方法
確定申告書のチェック欄を確実に確認し登録しているかは、現在の所得税・住民税のデータの利用からすると稀に見落としで特別徴収にされる恐れがあります。確定申告提出先は税務署なのですから、それらのデーターをスキャナーしたものを確認し、登録します。システムの読み取りエラーが発生した場合に、多少間違う可能性があります。
回避する方法と書きましたが、これはもう方法とかではなく、毎年市役所の住民税普通徴収担当者へお願いの電話をするしか方法がありません。
いつ頃電話するのがいいのか?
確定申告の繁忙期が多少落ち着く時期(3月20日前後)に市役所住民税担当の普通徴収担当者へ直接お願いをして、担当者のお名前を確認しておく事が重要です。
※特別徴収が原則なので、担当者が変わると特に気にすることもなく「特別徴収」を設定している場合があります。
確認する内容
・現在の納付区分が特別徴収なのか普通徴収なのか
・必ず普通徴収にしてほしい旨
やはり市役所担当者も人間ですので、名前を確認されて普通徴収での納付書の発行をお願いされたら、少しはプレッシャーを感じますので、効果があります。
そして、毎年必ず確認の電話をすることをお勧めします。個人情報なので申告内容をお伝え出来ないといわれる場合は、自分の名前と住所、勤め先、あとはお願いだけする事でも十分効果はあります。
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