確定申告書作成コーナーで年間取引報告書データの使い方
確定申告の時期に株式等の還付申告を忘れるわけにはいきません、収入の多い方は申告を行わないで約20%の源泉されたまま放置でよいですが、筆者の様なギャンブル的な株式投資の場合は勝っても少額、負けると大損を繰り返していますので、繰損がたまってます。多少の利益が出た際には源泉された分だけでも取り戻さないとって・・・。( ´∀` )
昨年までは株式、配当等の入力欄にXMLファイルをUPする欄があった気がしますが、今年は申告書を作成する前にデータを読ませる様です。間違っていたらすいません。(-_-)zzz
2025年確定申告作成コーナーで還付申告書を作成
さて、ここからは令和7年(2025)2月15日からの国税庁確定申告書作成コーナーでの株式年間取引報告書(XMLデータ)の使い方を紹介します。確定申告作成コーナーは1/6頃の官庁仕事始めから運用されるのが殆どですので、2/15前でも作成し途中保存もできます。
ブラウザで検索「確定申告書作成コーナー」から始めましょう。
赤丸印をクリックしながら進みます。「作成開始」
筆者はマイナンバーカード無しで印刷し提出の場合です。
e-Tax(ID・パスワード方式)の方はそちらを選択です。
令和7年1月から税務署では控えに押印を押してくれません。金融機関などに申告書の控えを提出する場合は印刷時の控えを提示するしかありません。e-Taxで申告した場合でも一度印刷し金融機関等へ提示するので、結局は印刷が必要ですね。そんなんで筆者は印刷し税務署へ持参しています。
こちらも今年からではないでしょうか?アンケートです。それなりにクリックし「このまま次へ進む」を選択します。
ブラウザ等の注意事項です。最新のブラウザがよろしいですね。いろいろな選択が表示されない場合やトラブルがありますので指定のブラウザか確認し、異なる場合は最新のGoogle chromeなどで行うほうが良いでしょう。ちなみに筆者はFirefoxです。
「令和6年分の確定申告書等」の作成を選択。
所得税又は決算書・収支内訳書(+所得税)を選択します。
やっと来ました。ここで証券会社からダウンロードした「xmlデータ」を指定し読み込ませます。
対象のxmlデータとは保険会社等から交付を受けた電子的控除証明書等(拡張子が「.xml」のデータ)を読み込んで「確定申告書等作成コーナー」で利用することができます。対象となるxmlデータは次のとおりです。
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国税庁確定申告書作成コーナーより引用2025/1/30現在
ファイルを指定し開くをクリックです。
読み込みが完了するとファイルの概要が表示されます。
昨年まで苦労して入力していた作業が、今年からは一瞬で反映されます。
ここからはそれぞれ申告内容に従って、順に入力できます。
還付が誰よりも早く欲しい方は
還付される申告書を作成した場合は1月中にでも提出しましょう。早く提出すると早く還付されます。一応e-Taxの場合は3週間、それ以外は1カ月から1.5カ月で還付金が振り込まれます。
筆者の場合は1月中に作成し税務署へ提出していますので3月中頃には振り込まれています。
確定申告の愚痴
現在は医療費情報データーは中途半端で使えない。
医療費の年間使用データも提供されるとさらに便利になりますが、健康保険組合等では年途中までで紙ベースで提供されるのが現状です。ふるさと納税も非対応なのでふるさと納税年間寄付金証明書データが提供されると、さらに便利ですね。
医療費情報は当HPで医療費控除のエクセルファイルをダウンロードし作成した方が、より多くの還付が得られますので、そちらもご覧ください。

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