確定申告に添付する医療費控除計算エクセルシートを無料ダウンロード出来るページです。ダウンロードの際にメールアドレス等の登録は不要ですので簡単に誰でも使い始める事が出来ます。※最新版(令和5年分の医療費控除計算に対応)
数年前から、医療費控除に使う領収書の提出の必要がなくなり「医療費のお知らせ」や「医療費控除の明細書」でも医療費控除の計算が可能となりましたが、通院の為の公共交通機関の交通費やドラックストア等で購入した対象薬品などについては従来どおり記入する必要があります。
領収書の添付は省略出来ても、領収書を5年間は自宅で保管しなければいけませんので、結局は従来どおりの医療費控除で計算をするのが一番って事です。
※マイナンバーカードで提供される医療費の合計も交通費やドラックストア購入分が含まれないので損をする事になります。
自分の世帯分の医療費を全て支払っている場合は、マイナンバーからの情報では正確な申告が出来なく、還付漏れが発生する恐れがあります。「マイナポータルで取得可能な医療費通知情報は、本人分のみになります。 家族分の医療費も合算して申告したい場合は、マイナポータルでの代理人設定が必要です。ということで、従来のとおり手作業で領収書をまとめたほうがお得に申告出来ます。
・医療機関の領収書
・健康保険組合からの明細書の合計(半年分ぐらいしか記載されていないので使い物にならない明細書)
・ドラックストアで購入した医療費対象商品の領収書
・特別養護老人ホーム等の入所費用のうち医療費対象分(入所している施設に問い合わせて、医療費相当分の明細書を取得してください。)
・公共交通機関での交通費の支払いメモ等(自家用車は一般的に不可ですが僻地等で説明が付く場合はこの限りではありません。一度税務署に問い合わせて見てください。)
※コロナ禍で公共交通機関で通院が出来ない場合は正当な理由となる場合がありますので、一度税務署で確認してみるのも良いでしょう。
医療費控除に使える書類等は上記5項目の合計です。(重複している領収書等は除外すること。)
医療費のお知らせは、「領収書」又は「医療費のお知らせ」のどちらか片方を使うか、それぞれの支払額が重複していないか確認し正しく計算しましょう。(医療費のお知らせには保険対象外については記載されていないので注意しましょう。)(領収書だけを集計するほうが楽ですよね・・・・。)
保険対象外でも、支払った医療費は確定申告上の控除対象となります。
2023年分(2024年2月15日申告分)医療費控除も同様に申告できます。詳細は下記をご覧下さい。
※個別明細の記入が不用となりましたので、合計額を記入して下記のエクセルファイルを印刷したものを添付するだけで医療費控除の書類が完成します。申告書と一緒に提出しましょう。
医療費控除の住民税への影響と重要性
なぜ、医療費控除で還付の確定申告をすると、お得になるのかと、その影響について箇条書きに書き出してみました。
- 10万円または所得の5%を超えた分は200万円以下(支払った医療費)であれば全額控除されます。
- 確定申告し還付が発生した場合には、住民税額も減額されてそれ以外の住民サービスにも影響します。(ちなみに住民税の税率は10%)
- 領収書がない公共交通機関の交通費も医療費控除の対象とすることが出来ます。(メモ等でも可)
- 介護保険によるサービスを受けた分の一部も対象となる場合があります。(介護施設に医療費相当分の証明書請求しましょう。)
- 年金のみの収入の方も所得税を納めている方は、医療費控除申告で所得税の還付が受けられるかも知れません。
- 年間の医療費の額が7万円でも所得が100万円ならば2万円分の所得控除額となります。
- もしも医療費控除で申告する事で非課税世帯となる場合は各種助成の対象となる場合があります。(お住まいの市役所にお問い合わせ下さい。)
多額の税金を支払っている方は
税金を払うより、あなたの傷んだ銀歯をインプラントやセラミックにしたほうが100倍お徳と思いませんか?
- 先ほども書きましたが、10万円または所得の5%を超えた分は、200万円以下までですが全額控除されます。
- 10万円を超えた方は、医療費控除申請で傷んだ歯をセラミックして節税できます。
- 所得税だけではなく住民税も安くなります。
- 公務員を養うよりも、綺麗なセラミックの歯が欲しいと思いませんか?
- 医療費は保険対象とは別なので、自由診療で支払ったインプラント分でも200万円以下は全額控除対象となりますので、インプラントも検討しては如何でしょうか?
- 歯医者に通う時間さえあれば絶対お得!
- 成長期の子供の歯科矯正も対象となります。(美容を目的とした歯科矯正は対象外)
※2017/01/01からセルフメディケーション税制が開始されますので集計方法と対象品が変わりますので注意が必要です。
※スイッチOTC 医薬品を購入の場合は1万2千円から控除の対象になりますのでレシートは保存しておきましょう。
※従来の医療費控除とは同時に使えませんが、有利な方を選択できますので領収書、レシートは大切に保存しましょう。
※スイッチOTC 医薬品のマークはこちらです。
確定申告・住民税申告で医療費控除も加えて税金を還付!
所得税・住民税の医療費控除の申告書類をを簡単に作成、集計・計算できるエクセルシートの紹介です。
- 税金は少しでも払いたくない。
- 所得税も一円も払いたくない。
- 最近住民税が高いと思っている。
- 医療費控除の計算を電卓をたたいて計算するのは苦手だ。
- 医療費控除の計算が分かりにくい。
上記のような方は是非とも当サイトのエクセルシートをご利用ください。
- 保険等で一部の医療費が戻ってくる方はまとめてエクセルシートに記入したほうが楽に計算できると思います。
ネットで医療費控除の様式(エクセル)を検索しても、無料で簡単なものはなかなか見つからないので、それなら自分で作ろうと・・・。そして公開しました。
オフラインで電波のない状況でも、集計出来るエクセルシートはやはり便利です。
計算自体は面倒な計算はないので必要ないと言えばそうなんですが、税務署と同じ様式にまとめるようにと、マクロ等は使わず誰でも簡単に改変出来るように考えて作ってみました。
所得税が安くなるとそれに連動して住民税も安くなる場合がありますので、とにかく還付しましょう。!!
還付されるべきお金は、最初から我々庶民のお金ですので、遠慮する必要はありません。
テンプレートの内容に沿って計算すれば簡単に出来ます。医療費控除の還付金でチョット贅沢なランチでも!払いすぎの税金は元々自分のお金です!
計算は多分合っているようですが使用する際は自己責任でお願いします。
eTaxフォームを使用しない方はこちらの方が使いやすいですよ。↓
医療費控除計算シートエクセル無料版tax-iryou2.0←(マクロ無しで安心)無料ダウンロードできます。
医療費控除計算エクセルシート無料版tax-iryou-k2.0←記入例無版
※最新版を作成しUPしました。2024/01/29(令和6年申告版は昨年から変更はありません)
医療費控除集計シート(単に足すだけシンプル版)←個別に集計せずに単純に合計だけするエクセルシート
※印刷したものを添付するならこちら↑でOK
このエクセルシートを使用し、国税庁のサイトで申告書を作成する方法を紹介しています。
上記の手順のとおり領収書は自宅で保存し医療費の一覧だけを確定申告書と一緒に郵送する方法が一番合理的です。
医療費控除計算シート[エクセル ver1.3e] ←こちらはeTaxフォーム対応版です。
医療費として支払った個別の明細は上記エクセルシートを印刷したものを添付する事で確定申告することが出来ます。※電子申告であっても医療費の一覧をeTaxフォームで送付せずに合計額だけでも申告出来ます。
※住民税、医療費控除、所得税と住民税の控除額が分かりやすく計算できるシートを作成しましたので税金を安くしたい方はご覧ください。
医療費控除とは
その世帯(扶養親族を含む)で1年間(1/1~12/31)に医療費を年間10万円以上又は所得の5%以上を払った場合に確定申告すると、支払う予定(支払った)の税金を少なくする事ができます。
○計算式
[実際に支払った医療費]-[補填された金額]-[10万円or所得金額の5%]=医療費控除額
※年金のみ400万円以下の収入の方は所得税の申告は免除されているので、住民税だけの医療費控除申告をするのがお勧めです。
(住民税のみの申告をするには市役所に行き住民税のみの申告をします。)
※保険金などの補填があった場合はそれを除いた額が10万円を超える事が条件
※又は所得金額の5%を超えた場合でも適用される。
医療費控除の対象となるもの
- 病院の支払い代金、薬の支払い代金
- 公共交通の通院費(メモ等が必要です)
- 寝たきり等の方のおむつ代(医師の証明書が必要です)
- インプラント等の保険対象外の医療費
- 美容を目的としない歯科矯正(子供の成長を阻害しないために行う矯正等)
- 薬代はドラックストアで購入した薬代も含まれます。(健康食品除く)
- 不妊治療や人工授精の費用
- 出産の場合は出産に掛った費用から、出産一時金を引いた額が対象となります。(42万円を超える部分)
- 介護保険制度の下で提供された一定の施設・サービスの自己負担額(別途証明書を作成してくれる場合もあります。)
※老人保健施設、病院の介護病棟の場合は 介護費、食費、居住費の自己負担額
※特別養護老人ホームの場合は (介護費、食費、居住費の自己負担額)×1/2
※介護事業者より医療費控除の対象となる金額を明示した明細書をもらうことをお勧めいたします。
医療費控除の対象となる金額について
○保険金などで補てんされる金額の取り扱いについて
(生命保険契約などで支給される入院費給付金や健康保険などで支給される高額療養費・家族療養費・出産育児一時金など)
- 保険金などで補てんされる金額は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きますので、引ききれない金額が生じた場合であっても他の医療費からは差し引きません。
- 医療費控除の対象となる金額は補填される金額を差し引いて最高200万円です。
つまり給付の方が多い治療等の場合は「治療費=給付金等」とするか、医療費控除の計算に入れなくともよいようです。
医療費控除の対象とならないもの
- 出産の場合は出産に掛った費用から出産一時金を引いた額が控除の対象となります。
※出産一時金は平成21年10月1日以降に出産される方から子供一人あたり42万円となりました。(双子の場合は84万円) - 美容の為の医療行為、健康維持の為の医療行為、人間ドック(人間ドック等で病気が見つかった場合は医療費に加えても大丈夫です。)、健康診断、サプリメント、大人用のメガネ
コンタクトレンズ、整体、予防接種、自家用車で通院した場合のガソリン代 - カイロプラクティクス等
税務署の確定申告作成コーナーから医療費控除の申告書を作成し印刷する手順をまとめましたので、初めての方はご覧下さい。
健康保険組合から届く「医療費のお知らせ」「医療費の明細書」が使えない理由
健康保険組合から1月に届く「医療費のお知らせ」で医療費控除の申請を行うことが平成29年から使える事になりましたが、その明細書には保険対象外の医療費については記載されていない事と、集計している月が1月から12月となっていない為に簡単に使うことが出来ません。
しかも、実際に本人が支払った日時と保険適用された日が年末等に、ずれて集計されているので厄介です。
我が家の父(後期高齢者)の明細書は8月までしか記載されておらず結局、手元の領収書と見比べる必要があり大変面倒な作業です。
医療費のお知らせにもこの様に記載されています。
このお知らせに記載してある一部負担金相当額と実際にご自身で支払った額が異なる場合は、補填された金額を差し引くなど、ご自身で額を訂正して申告する必要があります。 |
↑こんな書類をつくて郵送するなんて全く無駄ですよね。
しかも合計額もない・・・・。いちいち電卓で打ち込めって言うのでしょうか?
忙しい方でもそのまま使える様に調剤分と病院等へ支払った分だけでも合計してほしいですよね~。